バスで行くスキーの旅。新幹線で行くより運賃が安いバスであり、中には都心部からスキー場直通の便もありますので、ひと昔と比べると手軽なレジャーになりつつあります。スキー板はバスの下にある荷物置き場に預けて、自分は車内で到着までのんびりと過ごす。目的地に到着したら帰りの出発時間までめいっぱい楽しむ。
そして、帰りの便では到着まで寝て過ごす。このように、バスで行くのは大変便利であり、マイカーで行くよりは肉体的に疲れも溜まらず楽になります。特に関東圏の人の場合は、慣れない雪道を運転して事故を起こす危険性がありますので、それを回避するためにもちょうど良いです。ここまでスキーが冬場の手軽なレジャーとなったのも交通網の発達があったからといえます。
ひと昔であれば、最低でも一泊しなければ楽しむことが出来ませんでしたが、現在では高速道路網が蜘蛛の巣のように全国に張り巡らされていますので、関東圏からであれば群馬県や福島県のスキー場は身近な存在になり、早朝に出発すれば一日思う存分に遊ぶことが出来て、その日のうちに帰れるようになり、宿泊費を浮かせられるようになり、かかるのは往復の交通費だけとなりました。しかし、その反面地元の温泉旅館が宿泊者が減るという事が起こっています。そうなると、遠出したからせめて地元の温泉で疲れをとって翌日も楽しみたいと考えてみるのは、悪くないことだといえるでしょう。でも、楽しみ方は人それぞれです。